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1933年にオープンした日本橋高島屋。2009年には百貨店建築初の重要文化財の指定を受け、昭和初期から現存する百貨店建築の中で最大級の規模を誇り、内外装とも当初の姿を良好に保っています。そんな歴史ある建築物のお客様をお迎えする入り口に弊社のウィンドウオペレーター®が形を変えて採用されています。入口にある電子掲示板を覆うガラスのカバーは重量136kg。メンテナンス時に容易に開閉したいというご要望を特注品で実現しています。

 

「長寿命・フレキシビリティ・環境への配慮」をテーマに設計されたこのビルは世界的な建築環境性能評価指標であるLEEDのテナントビル部門でゴールド認証を取得しています。弊社のエコサプリ®も省エネ設備としてその一翼を担っています。

 

本建物では自然換気装置自体が建物の特長的なデザインを際立たせています。カーテンウォールに突き出ているエアインテークと呼ばれる大型外気取入口から室内に外気を取り込みます。建物の角にあたる風は側面から、正面からあたる風は下の方から上手に取り込む形状になっています。通常空調と自然換気を併用したハイブリッドモードも利用可能なシステムとしており、積極的な熱負荷低減を図り、CASBEE大阪では「Sランク」を取得しています。

 

「100年後にも鮮度を発する都市空間」をコンセプトに、ドイツから直輸入したテラコッタのルーバー用いたイエローの外装が特長の複合ビル。「DBJ Green Building認証」four starsを取得しています。